平戸の秋の七草「オミナエシ」

今日は「オミナエシ」。
漢字では「女郎花」と書きます。

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日当たりの良い乾いた草原に生えます。草原だけでなく田畑や堤の土手、道路の法面にも出現します。この時期、田平町の農道などで道路を走らせると目にすることが多いです。平戸本島で川内峠に多く生育しますが中・南部、生月島では少ないように思います。

「オミナエシ(女郎花)」の名前の由来は美女も圧倒する美しさという意味の「おみな圧し」からきているという説がいいですね。

「オミナエシ」は細長い茎をもち、花が風にそよぐ様子はいかにも女性的で、女郎花(オミナエシ)の名にふさわしい花です。
現代では女郎はあまり良い意味で使われませんが、かつては 「美しい人」 を意味する言葉だったそうです。

この「オミナエシ」に対して、男郎花(オトコエシ)の名の花があり、それは白花で同じ時期に同じような花を咲かせ、茎もごつく、しかも毛も有るというのです。非常に興味深いですね。

2014-09-20 | Posted in 平戸歳時記Comments Closed 

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