夏を彩る「コオニユリ」

もうひとつ夏の花をご紹介します。
夏の草原に、ひときわ目立つオレンジの花。

「コオニユリ」(ユリ科の多年草)です。

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優雅で気品のあるユリが草原の中で風に揺れる姿がとても美しく、気持ちを豊かにしてくれます。
ユリの名前の諸説ある由来の中で、花が風に揺り動く様の「揺り」から来ているというのが気に入っています。

平戸に多いコオニユリです。
オニユリに似ていますがオニユリには葉の付け根のところにムカゴが付きますがコオニユリにはありません。

かつて平戸で発見、栽培され、輸出もされていたキヒラトユリ(黄平戸百合)はこのコオニユリの黄花種です。ウィルス病により壊滅状態になりましたが、その後北松農業高校が残された株を増殖し、今ではかなりの数が栽培されています。

2014-09-12 | Posted in 平戸歳時記Comments Closed 

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