もうひとつあります。平戸の代表「チョウセンノギク」
これもイトラッキョウ、シマシャジンと並ぶ全国に知られた秋の平戸を代表する植物の一つ、チョウセンノギクです。
キク科の多年草。日当たりの良い乾いた草原や岩場に生えます。
秋、径5~8cmもある大きな白く美しい花(頭花)を咲かせます。
時には淡いピンクや黄色を帯びた花もあります。
園芸用に栽培されるキクの原種の一つとも言われています。
中国、朝鮮半島にも分布してますが、
日本で見られるのは長崎県と鹿児島県で、長崎県内では平戸のほかに対馬、壱岐などが知られています。
なお、チョウセンノギクに近く葉の切れ込みが深いイワギクは、九州~北海道に点在しているようです。
2014-11-14 | Posted in 平戸歳時記 | Comments Closed