平戸の秋の七草「カワラナデシコ」
平戸地域で見られる美しい花の植物や特徴的な植物について、
季節ごとにお伝えしていく、「平戸歳時記」の掲載を始めます。
今週は「秋の七草」の紹介です。
今日ご紹介するのは、「カワラナデシコ」です。
ナデシコ科の多年草。
本州以西の日当たりの良い草原に分布しています。
別名を「大和撫子(ヤマトナデシコ)」といい、単に撫子(ナデシコ)とも呼ばれるこの花は、最近では草原の減少とともに姿を消しつつあるといわれていますが、平戸では各地で目にすることが多い草花のひとつです。
いいかえれば、平戸はナデシコが生育できる草原の自然環境がまだまだ多く残っているということなのでしょう。
この写真は生月の草原で撮影したもの。
秋の七草の一つなのですが、実際には6月から8月にかけて花を咲かせ7月がピークとなっています。
2014-09-08 | Posted in 平戸歳時記 | Comments Closed