「測量の日」
地上あるいは地下にある建築物、建設物は、測量されてはじめて作られると言ってもいいと思います。
みなさんが住んでいる家やアパートは、それが建っている土地自体を測量して、位置が決められ、高さを考慮したうえで、計画・設計がなされて工事が行われます。
そこに接続する上水道・下水道、電気・電話そして、道路などあらゆるものが測量して得た地図データに基づいて作られているのです。
一歩、家を出ても、周りの建物、道路、歩道橋、道路橋、鉄道など、あらゆる建築物・建設物は、建設用地や土地の形状・面積、位置関係、高さなどを測量して、その地図データに基づいています。
土地そのものについても、境界線、面積、権利関係など多くの情報をもっており、資産や税金の算出のもとになっています。
普段何気なくテレビやインターネットで見ている天気予報では日本地図を見ていますし、カーナビゲーションはかなり高度な地図データです。これらは航空測量、衛星を使った測量技術で作成された地図で、さらにGISの技術が使われています。
このように、生活のあらゆる場面に測量して作成された地図があり、それらはわれわれ測量技術者が作っているのです。
そんな測量のことをもっともっと知ってもらうために、「測量の日」が制定されました。
詳しいことは、国土地理院のサイトをご覧ください。
http://www.gsi.go.jp/kinki/survey_day-survey_day_index.html
わたしたちも改めて、わたしたち自身の仕事に誇りをもって、ますます技術の研鑚に励みたいと思います。
そんな「測量の日」を記念して、長崎県測量設計コンサルタンツ協会において、今年2014年は、協会員の親睦を深める「協会員親睦ソフトボール大会」が、5月17日に実施されました。
肥後測量設計も参加し、社員みんなで大いに盛り上がりました。